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2017年4月18日

小学生のころ、子供向け科学雑誌を読んでいると、毎月載っていたのが、「アマチュア無線」の記事。
「アマチュア無線やってみたいなあ」と思いつつも、国家試験は東北ではほとんど仙台で行われるし、養成課程はどうしても高い。
「もうすこし大きくなってから仙台で受けよう」と思いつつ、中学高校と進むにつれ忙しくなり、その雑誌も読まなくなり、だんだんアマチュア無線のことは忘却の彼方へ。
そんな、アマチュア無線のことをすっかり忘れていたある日、Twitterでフォロワーさんがアマチュア無線の話をつぶやいているのをTLで発見。
「そういえば小さいころにあこがれてたなあ」と思い、なんとなく日本無線協会のホームページで試験概要をダウンロード。
すると、仙台では5月に試験が。「よし、受けてみるか」と思うも、試験の申し込みは受験月の2か月前となっていて申し込めず。
その次は忙しい8月と11月。「機を逸したなあ」としょんぼり。
ふとその下に目を移すと、新潟で6月に試験が。
申し込み締切は明後日、4月20日まで。「これだ!」と確信し、そのままオンライン申し込み。
第三級か第四級を選ぶことになったが、「どうせとるなら」と第三級を選択。
そのまま対策本もAmazonで注文。

2017年4月20日

前日は天気が悪く受験料の払込に行けず、払込期限最終日に郵便局で払込。
ちょうど対策本も届き、少しずつ読み進める。

2017年5月

第十五回博麗神社例大祭に行くつもりで、結局日程の都合で行けず、使えなかったえきねっとの指定席を新潟行きのいなほへ二期的に変更。(1か月を超えるので5/7,8を6/1へ、その後6/1から6/18へ)
すこしずつ読み進めるつもりでほとんど対策本を読んでいなかったところへ受験票到着。
まさかの圧着はがき三枚おろし。封筒で届くものだと思っていた。
第三級の試験は午後だったので、日帰りに決定。
4月に受けた情報処理技術者試験のために撮った写真の残りを貼り付けて名前記入。
インターネット上にある試験形式の過去問でも腕試し。
でも結局は対策本の丸暗記。

2017年6月17日

試験やらなにやらで忙しく、あまり対策本をループできないまま前日に。
日帰りとはいえ、新潟に13時までに着くとなるとどうしても朝早く出なければならない。
目覚ましをいくつも付けて早寝。

2017年6月18日

5:00起床 買っておいた朝ご飯とお茶を飲んで出発
天気も良く風も吹いてないのでまず羽越本線が止まることはないだろうと安心。
06:50 羽越本線上り酒田行で酒田へ。ここで対策本をすこしでも読めばいいのにやることといったらTwitter。先月手に入れたDoCoMo系格安SIMとモバイルルータを使って快適なTwitterライフ(
08:44 酒田着。向かいのホームのいなほ6号へ乗り継ぎ。
09:01 羽越本線・白新線上り特急いなほ6号新潟行で一気に新潟へ。ここでも対策本を読めばいいのに朝早く起きたせいでぐーすか居眠り。村上のデッドセクション手前で目が覚めるあたりは自分でも流石と思った。
11:04 新潟着。あいかわらず工事中。

試験は13:30から。でもかなり時間が空くので先にお昼ご飯を食べることに。
CoCoLoの地下に潜ってうどんを注文。いつでもうどんはおなかにやさしい。

食べ終わってから万代口のバス乗り場でバスに乗り会場へ。
会場についてみると、受験番号や案内は貼ってあるものの、試験監督含め誰もいない。
とりあえず指定された席について待機。
受けるのは10人程度しかいなかった。意外と少ない。
しばらくすると試験監督登場。ほどなく他の受験者も次々と席へ。
小学生や中学生が受けるんだろうなあと思っていたら、周りにいるのは中高年の男の人ばかり。これまた意外。

15分前になるとこれまた中高年くらいの試験監督から説明。「えんぴつかシャープで」「問題は2枚」「マークミスしないでね」「カンニングするなよ」などとお決まりの説明。
「結果は晴海から6/27に発送」と。1週間ちょっとで結果が分かる。速い。とおもったが、東京の当日受験ならその日にわかるのだから当たり前か。
どこかのI○Aとかいうところはこの速さを見習ってほしい。

時間になり問題用紙の1枚目表を出す。対策本で見た問題しかない。問題文を読まなくても選択肢を見ただけで答えがわかる。
ムスカの「読める、読めるぞ!」ばりに解き進め3分で終了。そういえばムスカも3分間だけ待ってくれるんだった。
受験者が少なかったので、本人確認前解答終了アタックは達成できず。もうちょっと人がいればできた。

その後27分間ぼーっとして退出可能時刻に。試験監督の説明を聞くのもそこそこに退出。
実は帰りのバスの時刻が退出可能時刻の直後で、これを逃すと帰りのいなほに乗れなくなってしまうので、大急ぎで退出する必要があった。
バスに飛び乗り再び新潟駅へ。

15:01 白新線・羽越本線下り特急いなほ7号で乗り継ぎなく一気に秋田へ。ホームで買った新潟の地方紙を読みながら列車に揺られる。
たった3分で終わる試験のために往復8時間交通費1万円オーバーもかけたのかあとちょっと切なさに襲われる。
途中、車内販売でアイスを購入。車内販売のアイスは固いことで有名だが、新潟を出発してからしばらく時間がたっていたためか、ふつうのアイスと同じくらい軟らかくなっていた。残念。
18:41 秋田着。秋田を出てから12時間近く経過していた。でも用事があったのはたった3分。うーん、コスパ悪い。養成受けるよりは時間もお金もかからないんだけどさ。

2017年6月19日

まだ受けて翌日、合格通知も来ないのに、学校帰りに郵便局に行って印紙と申請・免許郵送に必要な切手を購入。
もし落ちてたら印紙はまるでムダになってしまうというのに。
数日後には住民票の写しも取得。

2017年6月28日

学校から帰ると郵便受けに晴海からのはがきが。
荷物を下ろして早速開くと目に飛び込んでくる「合格」の文字。
解いた時の感触からわかってはいたけど嬉しい。
早速、総務省から申請書をダウンロードして印刷して記入。印紙も貼り付け。返信用封筒も作って簡易書留分の切手を貼り付け。
免許は一生ものなのでちゃんとした写真を撮って使うことに。

2017年6月29日

点数開示ができることを知り、ササッと紙に必要事項を書いて、返信用封筒と手持ちの切手から300円分を入れて郵送。

2017年7月3日

写真撮影。やっぱりちゃんと写真屋さんにとってもらうといい写真になる。ただの受験票用だったらコンビニの横とかに置いてあるので十分だけれど。

2017年7月4日

郵便局から発送。印紙やら切手やら2000円以上の物が入ってるので流石に簡易書留で送る。
最近制度が変わったらしく、受験地だけでなく住所地の電監にも免許を申請できるようになっていて、当然東北総合通信局へ送る。

2017年7月5日

家に帰ってみると郵便受けに見覚えのある封筒が。
点数開示の結果が返ってきていた。
早速開けてみると、法規80点無線工学70点の文句なしの満点。満点と言うのはいつになってもうれしいものだなあと思う。

2017年7月28日

旅行から帰宅すると、JPの不在票が。差出人を見ると、東北総合通信局から。
翌日の再配達を申し込む。

2017年7月29日

申し込んでいた時間より少し早くチャイム。
受け取ると、中に固いカードの感触。早速開けてみると、無線従事者免許証が!
大きさや見た目は運転免許証と同じだけれど、偽造防止ホログラムがみっちり入っていて、どちらかというとパスポートのような感じ。
10年来の夢がかなった瞬間でした。

えっ、開局?
・・・うーん、ちょっと、ね、ほら、無線機高いし、アンテナ立てられないし・・・

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